ホストの面接について知っておこう
ホストの面接で聞かれること&不採用になる理由
どんな仕事でも面接は緊張するもので、未知の仕事であるホストの面接ならばなおさら。
しかし、必要以上に身構える必要はありません。
ホストの面接について事前に知っておくとためになる情報を以下にまとめました。
面接で聞かれること
面接担当者からよく質問されることです。
事前に答えを用意しておけば面接で戸惑うことはありません。
ホストの経験の有無
応募者が未経験者か経験者についての確認です。
未経験者であることはマイナスではないので正直に答えましょう。
格好つけて嘘をつくとあとでボロがでます。
経験者については過去に働いていた期間も聞かれます。
自身の実績はしっかりPRしておくと入店後の給料・待遇がよくなる場合があります。
お店によっては移籍金をくれることも。
過去のバイト・就業経験
応募者がどんなスキルや経験を積んできたかを確認するために聞かれます。
類似のバイトや仕事の経験は良いPRにはなりますが、それだけで採用・不採用が決まるわけではありません。
あくまで応募者の事を詳しく知るための質問の1つです。
志望動機
なぜホストの仕事を始めようと思ったのか、その理由についてです。
普通のバイトとは違い、ストレートにお金の話をしても問題はありません。
「なぜお金が欲しいのか」
その理由を少しでも具体的に言えると良いでしょう。
ホストの面接において、志望動機の内容にNGなどは基本的にありません。
強いて挙げるならば「何も考えていない・真面目に考えていない」と担当者に感じさせてしまう受け答えは悪い印象を与えてしまうでしょう。
興味本位・社会勉強・女の子にモテたい・一攫千金を狙う…。
理由は何でも良いのでズバッと答えましょう。
お酒について
ホストの仕事と切り離せないのがお酒。
適性をチェックする意味合いでどれくらい飲めるのかは聞かれます。
普段どれくらい飲酒するのか。
一番多く飲んだときの量はどれくらいか。
○○時間にビール何本、焼酎何杯などイメージしやすい答え方だと担当者に伝わりやすいです。
応募者が未成年であることを承知の上でこの質問をしてきた場合は警戒しましょう。
未成年に飲酒をさせる違法営業店の可能性があります。
お酒が飲めない=採用されない、と言うわけではありません。
飲める限界を事前に知っておかないと実際に働き始めた後のコントロールがし難いからです。
お酒が飲めなくても工夫次第でホストの仕事は十分こなせます。
シフトについて
最終的にホストとして働くことになった場合にいつから出勤できるか、週に何日出勤できるかについて聞かれます。
お店側としてはレギュラー出勤(フルタイム)が欲しいのが本音ですが、応募者の希望はもちろん確認します。
ここで適当に返答すると後で困ったことになりかねませんので正直に答えましょう。
あくまで自分の都合を最優先で構いません。
応募先のホストクラブはまだ他にある場合は特に。
無理して自分の時間を犠牲にしてもホストの仕事は長続きしません。
将来の夢・目標
ホストの求人情報をすでに見た方は気付いているかもしれませんが、ホストは夢や目標を語りたがります。
自分で語るだけで済めば良いのですが、時には他人(この場合は応募者)の夢や目標も聞きたくなるのです。
内容は、自分の人生全体におけるものでも良いですし、ホストとしてのものでも構いません。
後者であれば「1,000万プレイヤーになる」などでもOKです。
知っている有名ホストがいるならば「○○さんみたいなホストになる」もありですね。
対象ホストは面接に訪れているお店に在籍しているホストだとポイントアップ(面接担当本人だとやや露骨ですが※笑)
履歴書について
普通のバイトの面接であれば必須の履歴書ですが、ホストの面接では担当者から特に言われない限りは持っていく必要はありません。
応募者の名前や連絡先等はお店側が予め用意している専用の用紙などに記入するだけでOKなことがほとんどだからです。
心配な方は応募時に確認することをお薦めします。
もちろん、持っていくことがマイナスになることはありません。
履歴書が必要な場合でもそこまでキッチリと内容を「仕上げる」必要はありません。
応募者本人の情報がちゃんと記載されていることと、「履歴書をまともに書ける能力がある」ことが担当者に伝わればOKです。
ホストの面接で不採用になる理由
ホストの面接は一般のバイトに比べれば合格率が高いです。
但し、応募者全てが合格するわけではありません。
中には不採用になる人もいます。
どんな理由で不採用になるのか、その一例を紹介します。
注意すれば回避できる内容もありますので参考に。
年齢が低すぎる or 高すぎる
ホストの仕事は法律上18歳未満では働けません。
そのため、18歳未満の応募者は100%不採用です。
年齢の上限については各店で判断は異なりますが、30代以降は不採用率が上がってしまいます。
30代でも働いているホストは昔に比べて増えましたが、30代からホストを始めるのはまだまだハードルが高いです。
面接時の自己PR次第で何とかなる場合もありますので若い応募者以上にしっかり対応しましょう。
希望条件が合わない
主に出勤(シフト)条件がお店の希望と合わないと不採用になります。
よほどそのお店で働きたい場合は応募側が譲歩すれば解決しますが、実際に出勤できないことが増えればクビになってしまう可能性があります。
お店によってはフルタイム(レギュラー出勤)以外は採用しない場合もあるので要注意です。
面接中の態度が悪い
面接担当者が見ているのは応募者の現在の姿だけではありません。
実際に入店した後に働く姿も想像しながら対応しています。
単なる面接とは言え、基本的な礼儀・礼節が欠けた応募者を担当者はお客様の席に付けたいと思うでしょうか。
もちろん、接客時には上手に切り替えて対応することは出来るでしょう。
しかし、いつ本心や本音の部分が出てくるか分りません。
お客様を不快にさせる接客をする可能性のある応募者を不採用にするのは担当者にとって自然なことです。
不採用にならないために「面接マニュアル」などを読む必要はありません。
ちゃんと挨拶をする、敬語を使う、これだけ出来ていれば良いのです。
間違っても「口にものを入れながら」「スマホを触りながら」「足を組みながら」面接を受けないようにしましょう。
体験料が目当てであることが明らか
ホストの面接が終わると次は体験入店です。
ご存知の方もおられるでしょうが、体験入店は終わった後にお金(給料)が貰えます。
金額は少なくとも5,000円ほどで、高額支給を行っているお店であれば15,000円〜20,000円まで増えます。
たった数時間で貰えるお金としては破格な上、体験入店後に実際の入店は断れるのでお金だけが目当ての応募者が一定数います。
お金目当てであることが担当者に見透かされている場合は不採用になる可能性が高くなります。
ホストの面接についてまとめ
以上、ホストの面接で聞かれることや不採用になる理由などについてまとめました。
外から見ているとチャラチャラしたいい加減な業界・仕事に見えるホストですが、実際は違います。
面接には一般のバイトと変わらない態度で臨むことが余計な失敗をしないコツです。
応募自体のハードルは決して高くないので、興味がある方はどんどん応募しましょう。
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