ホスト体験入店時にチェックしておくべきポイント

体験入店時のチェックポイント

チェックポイント

ホストの仕事に興味がある方はどんどん体験入店してみましょう。わずかな時間とは言え、実際のお店の雰囲気を知ることができますし、自分の適性も測れます。

ただし、やみくもに体験入店してもお店の良し悪しは分かりません。体験入店をした際にチェックしておくべきポイントを紹介します。

店の広さ

ホストクラブの広さは業界用語で「大箱」「中箱」「小箱」の3種で表されます。「大箱」は80坪超(100坪超を指す場合もあり)、「中箱」は30坪〜80坪未満、「小箱」は30坪未満のお店です。

基本的に大きければ大きいほど良いです。単純に席数が増えるのでキャパが大きく、新規のお客様をどんどん呼び込めます。自分のお客様を複数人呼ぶことができまし、VIPルームなど特別感を演出できる高価格帯のスペースも提供できます。

狭いお店だと場合によっては新規のお客様の入店を断ったり、入店後のお客様に時間制限で帰ってもらわなくてはなりません(入れ替え)。自分のお客様を獲得できた後も同時に呼べる数に制限がかかります。当然のことながら、呼べるお客様の数が多い方が売上を上げやすくなります。

小さくても新規オープン店ならOK

「小箱」であっても、新規オープン店であればそれほど悪くはありません。まだ知名度が低く、集客力が無いためです。

運営が上手く行って、段々と集客が増えてきたらもっと広いお店に拡大移転すれば良いのです。

小箱の老舗店は微妙?

見極めが重要なのが「長年営業しているのに小箱」のお店です。新規のお客様が少ない、もしくは定着していないお店の可能性が高いです。

また、そういったお店には長年働いているベテランホストがいて、独占的な立場に就いていることがありますので、新人ホストにチャンスが巡ってこないかもしれません。

もちろん、こだわって小箱で営業しているお店もありますので、全てがダメなわけではありません。

参考情報:ホストクラブ業種解説

出勤ホストの数

体験入店している時間帯にもよりますが、出勤しているホストの人数が多いお店の方が良いです。

前述のお店の広さの影響もありますが、「大箱」なら15人「中箱」なら10人「小箱」なら5人ほどホストが出勤していないと運営に支障をきたします。

出勤しているホストが少ないお店では、お客様の「待ち」や「放置」が発生しやすくなるので満足度が落ちます。接客に満足できないお客様のリピート率は当然のことながら下がります。最終的にはホストの売上減少に繋がります。

ホストやスタッフとの人間関係

一般的な就職先・バイト先でもそうですが、働いている人同士の人間関係に問題がある職場で働くとストレスが溜まります。

ホスト同士、ホストとスタッフ、スタッフ同士のやり取りにも目を向けてみましょう。不穏な空気が流れているようなお店には関わらない方が良いでしょう。

ホストの年齢層

自分の年齢層と近いホストが多いお店の方が良いでしょう。話題や感覚が近く、打ち解けやすくなります。

30代以降でホストを始める場合は特に注意しましょう。「年下の先輩」と上手くやっていける自信がある場合は良いですが。

関連QAホストクラブの年齢制限は?何歳から入店できる?
参考情報:30代以上でも採用されるホストクラブ

集客力・来店数

体験入店が行われている時間帯によりますが、集客は多いに越したことはありません。特に新規のお客様は新人ホストが成功できるかどうかの生命線です。

さすがに来店したお客さんが新規(初回)かどうかを体験入店時に把握するのは難しいでしょう。実際、ほとんどがリピーターだったとしても、お客様をちゃんと呼べる実力ある先輩ホストがいることが分かるので、これはこれで価値がある情報です。

出入り業者への対応

出入り業者とは酒屋・花屋・清掃業者・広告代理店など、ホストクラブが取引している業者全般を指します。体験入店中に遭遇する確率はかなり低いですが、横柄な態度で接しているスタッフがいるホストクラブはあまり良いとは言えません。

彼らとの良好な関係がなければお店の発展は難しくなりますし、そういった態度はいずれ新人ホストに向けられる可能性がありますので。

まとめ

体験入店中に見ておくべきポイントをまとめました。すべてを1回数時間の体験入店でチェックするのは難しいので、複数日に渡って体験入店ができるお店であれば積極的に活用しましょう。

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