大学生がホストのバイトと学業と両立するための注意点

学業とホストのバイトを両立させるには

学生

同じ学生でも高校生と大学生では働けるバイトの種類や時間帯が大きく異なります。
わかりやすいのが22時以降の深夜帯に働けるかどうか(※)。
学生の本分は学業ですが、ちょっと大人の世界にも触れてみたいですよね?
その希望を叶えつつ、高収入を得られるのがホストの仕事です。
学業とホストのバイトを両立させるために知っておきたい情報をまとめました。
※正確には18歳から働けるので高校生でも働けますが、店側が自主規制している場合がほとんどです。

講義・カリキュラムの時間割を調整しよう

基本的に大学は小中高生時代とは異なり、講義が朝から夕方までみっちり詰め込まれているわけではありません。
必修科目・選択科目を自ら選んで時間割を調整します。
ホストのバイトをするなら夕方〜夜と朝の早いタイミングは空けておきましょう。
夜は言わずもがな出勤のタイミングですし、朝方は起きれない場合があるからです。
ホストのバイトをするなら講義は昼に集中しておきましょう。

1回生(1年生)のときは諦めるのもあり

上記の講義の取得は年度の初め(4月)に行うのが基本で、途中での変更は難しいです。
そのため、よほど入学前からホストのバイトを計画していないとスケジュール的に厳しくなる恐れがあります。
無理に働いても体を壊すだけなので2回生に上がってからでも遅くはありません。

1回生のときにホストのバイトを一旦保留しても良い理由はもうひとつあります。
それは年齢
ストレートで大学に合格した場合、入学時は18歳。
2回生の途中で20歳になるわけです。
ホストクラブは18歳であれば働けますが(別記事「ホストクラブで働けるのは何歳から?」参照)、基本的にお酒を飲む職場なので20歳未満は働けないお店も結構あります。
1年も待てない、と言うほどホストのバイトに情熱を持っている方を止めはしませんが、余裕を持って計画を立てたほうが良いでしょう。

ホストクラブの営業時間は要チェック

学業とホストのバイトの両立するにはホストクラブの営業時間を知る必要があります。
ホストのバイトは何時から何時まで?でも書きましたが、ホストクラブには大きく分けて2種類の営業時間があります。
学業との両立する観点からメリット・デメリットをまとめました。

【1部営業(夕方・夜〜深夜24時)】

◆メリット
・午前中の授業に影響が少ない
・生活のリズムを崩さないで済む
◆デメリット
・学校の友人との遊び、飲み会に参加し難い
・お客様の層が一般女性なので単価があまり高くない

【2部営業(午前6時〜昼前)】

◆メリット
・ホストクラブが一番盛り上がるタイミングで客単価が高い
・この時間帯に営業している店舗が多いのでバイト先の選択肢が多い(地域による)
◆デメリット
・午前中の授業は寝ずにそのままいくか、完全に諦める必要がある
・昼夜逆転の生活なので体調を崩しやすい
・歌舞伎町に限って言えばこの時間帯に営業している店舗はかなり少ない(ほとんどが1部営業)

ホストクラブの営業時間について補足です。
近年、歌舞伎町や大阪など大都市圏のホストクラブでは警察の取り締まり強化で1部営業が主流になりつつあります。
※今までは2部営業と言いながら1部営業以降の深夜に営業しているホストクラブが多かった。

ホストクラブが営業時間(1部・2部)をコロコロ変えることはありません。
事前にお店の営業時間(1部・2部)をチェックしておくと失敗しません。

オススメはやはり1部営業
学業への影響が最も少ないです。
その代わり、学内の友達との交流がやや少なめになってしまうデメリットがあります。
しかし、ホストクラブには同世代の仲間もいますし、色々と人脈は広がるのでそれほど気にすることもないでしょう。

ホストには時間外労働があることを知っておこう

ホストクラブの営業時間を知り、スケジュールをキッチリ組んでも100%安心は出来ません。
なぜならホストの仕事は時に時間外労働が発生するからです。
ホストの時間外労働についても知っておかないと両立が難しくなります。
主な時間外労働は以下の通り。

残業

営業終了時間になってもお客様がなかなか帰りたがらない時があります。
また、遊んでいた余韻を感じつつ店内・店外でイチャイチャしたがるお客様もいます。
ズルズルと仕事が長引くパターンです。
最近は規制が厳しいので営業終了時間の少し前あたりに積極的に追い出すこともあるようです。

アフター

残業とは少々異なり、ホストとお客様の双方が合意の上で営業終了後に2人で遊びに行くことです。
どれくらいの時間を2人で過すかは全く分かりません。
双方の合意が必要なのでホスト側が断っても問題ありません。
但し、お客様の機嫌を損ねてしまって次回以降の来店がなくなる可能性があります。

同伴(どうはん)

営業開始時間前に外でお客様と過すことです。
ほぼ確実に自らの指名客を確保できるので売上を獲得できるメリットがあります。
アフターに比べて労力は少なく、メリットは大きいので断らずに積極的に受けましょう。

ホストの時間外労働には基本的にお客様との関係性を向上させるために行われます。
業界用語的にはメンテナンスと呼ばれます。
学業との両立を最優先に考えた場合は全く対応しないのもありです。
但し、少しでもホストの仕事での収入を上げたいなら積極的に行いましょう。
一攫千金のホスト業界ではその見返りが数百万レベルになることもありますので。

ホストは惚れさせるもの、惚れるのはNG

大学生ホストが陥りやすいのが恋愛問題
ホストの仕事は単にお酒を共にするだけではなく、一種の擬似恋愛関係を提供すること。
普通はお客様側がホストに入れ込んで散財、といった流れなのですが(ホストとして売上を増やすならこれがベスト)、ホスト側も人間。
時にはお客様と本気の恋を始めてしまうことがあるのです。

恋愛経験(特に大人の女性)が少ない大学生ホストこそがもっとも危険なのです。
また、専業ホストよりも仕事として意識がやや希薄になりやすいので関係性の線引きが曖昧になりがちです。
ホストは複数のお客様に癒しを与える存在なので特定の彼女が出来てしまったら他のお客様が離れてしまうデメリットもあります。

恋愛関係が順調なら良いですが、トラブルに発展すると学業との両立どころではなくなってしまいます。
多少の偏見も込みですが、ホストクラブに通う女性の中にはメンヘラ系の方も多いので注意が必要です。

ドロップアウトには注意、両立できそうに無ければ辞めてしまおう

大学生ホストの最も悲しい結末はドロップアウト。
出席日数が足りない、課題・卒論の提出が出来ずに留年…
ホストとして成功して大金を手に入れられたなら良いですが、学業もホストも中途半端なままズルズルと過すのは良くありません。

もし、そんな状態になりそうならキッパリ辞めましょう
学生を?ホストを?と聞かれれば、もちろんホストです。
正直な話、ホストの仕事は一生のものにするには難易度が高いです。
今まで数々のカリスマホストがいましたが、多くは30歳前後でプレーヤー(接客をする人)としてのホスト人生を終え、店の経営か事業家などの道へ進んでいます。

最終的にそこまで見据えてホストを続けるのなら良いですが、そうでなければ無難に大学を卒業したほうがよっぽど人生の選択肢は増えます。
ホストの仕事に対して未練があるならば、卒業した後に再度始めても遅くはありません。

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