ホストってどんな仕事するの?
ホストの仕事内容を解説
ホストの仕事…
女性とおしゃべりして酒を飲んで騒ぐ。
あながち間違ってはいませんが、他にも細かいところがいろいろ。
それらを紹介します。
お客様の案内
キャバクラではボーイが担当しますが、ホストクラブではホスト自らお客様をお出迎え。
テーブルまで案内します。
新規のお客様の場合はホストが整列して並んだりもします。
お客様への感謝の気持ちを表す行動です。
お酒を作る
ホストクラブはお酒を提供するところ。
ビールや缶チューハイ、シャンパンなどそのまま飲むお酒もありますが、水割りを飲むお客様もいます。
それらを準備するのもホストの重要な仕事です。
テーブルに付いてすぐは乾杯のタイミングですので手際よく準備する必要があります。
作る順番は当然お客様が1番目、ヘルプホストとしてテーブルに付いてる場合は次に担当ホスト、最後に自分の分です。
自分の分を作る前にはちゃんとお客様に確認を取ります。
勝手に作るのは、マナー違反です。
煙草に火をつける
ホストクラブを題材にしたドラマなどでよく見るシーン。
お客が煙草を取り出したらさっと火をつける。
待たせないタイミングで素早く行うのが重要です。
灰皿の交換は頻繁に。
吸殻が山盛りになっているのはNGです。
おしぼりを渡す
お客様が化粧室・トイレに行ったら戻るまで近くで待っています。
手にはおしぼり、戻ったお客様におしぼりを渡します。
そしてお客様を案内しつつテーブルに戻ります。
テーブル周りの整理・掃除
テーブル、特にお客様の目の前には飲み物、灰皿、チャーム(乾き物・お菓子類)だけに整理整頓しておくのが基本です。
割り物、ゴミなどは出来るだけホストの近くに置いておき、お客様がトイレなど席をはずした隙に片付けます。
グラスの水滴もこまめに拭きます。
お酒を飲む
ホストの仕事のメインのひとつ。
お客様が注文してくれたお酒を飲みます。
この注文こそが自分の売上に繋がるわけですから無理の無い範囲で飲んでボトルを空にして、追加注文を受けたいところです。
1人で頑張る必要はありません。
ヘルプホストにも協力してもらいつつ飲んでいきましょう。
お客様との会話
ホストの仕事、もうひとつのメイン。
お客様を笑わせたり、悩み・グチを聞いたり、世間話をしたり。
ホストとしての腕の見せ所です。
かっこつけた言い方をすれば、ホストクラブにやってくるお客様は何か満たされない気持ちを抱えています。
何を求めているのか、何に興味があるのかを話の中から探して展開していければ理想です。
ここでもヘルプと協力して進めていけばバリエーションも豊富になり、飽きさせない接客ができます。
シャンパンコール
ホストクラブが一番盛り上がるのがシャンパンコール。
シャンパンを注文してくれたお客様への感謝を表すパフォーマンスです。
担当ホスト以外にもホストが集まりコールで盛り上げます。
このシャンパンコールは即興でやるには難しいので開店前などに練習をしています。
みんなで意見を出し合って、独自の面白いシャンパンコールを生み出しています。
ショータイム
お店の規模によりますが、広いスペースがある場合にはショーを行うことも。
定番としてはダンスショーがあります。
これもシャンパンコールと同様に練習を積み重ねてお客様に披露します。
関西圏だと漫才などをすることもあります(笑)
お客様を飽きさせない演出の1つです。
お客様の送り
お客様をお出迎えしたのと同様に、帰るお客様を送っていくのもホストの仕事。
送りは基本的に担当ホストが行います。
営業中であれば家で送るのは無理なのでお店の外まで。
外までの道中、特にエレベーターは2人だけの密室空間。
イチャイチャし放題、むしろイチャイチャすべき空間です。
ここでの行動が次回来店に繋がる可能性もあります。
送った後の連絡も忘れずに。
同伴・アフター
ホストの仕事の中でもお店の外で行われるものです。
必須ではありませんが、メリットはあります。
同伴は開店前にデートすること。
食事などをするのが一般的です。
そのままの流れでお店に入るので指名客を確実に連れて行って売上に繋がることがメリットです。
同伴をする場合は出勤時間に縛られないので遅刻を回避するために指名客に同伴をお願いするホストもいます。
アフターは営業終了後にデートすること。
同伴とは違って仕事を終えた後なのでホスト側の疲労もそれなりにあります。
自分にとってメリットがないと判断したのなら断る勇気も必要です。
お客様の中には最初からアフター目当ての人もいます。
同伴やアフターで利用したお店で支払う料金は誰が出すのか?
特に決まりはありません。
但し、同伴に関してはケチっているといざお店に来た後にお金を使ってくれなくなる恐れがあります。
セックス
ホストの仕事にカウントして良いのかかなり微妙です。
しかし、枕営業をするホストもいますので仕事の一部と言えなくもありません。
幸か不幸か、肉体関係を結ぶことを望むお客様もいます。
手っ取り早く好感度を上げて売上アップを図るには良い作戦かもしれませんが長続きしないのがネック。
使いどころを誤ると某ホストのように刺されてしまうかも?(笑)